人望民研究レポートWiki - 人望民語録・『梁山箔(りょうざんぱく)』

人望民語録・『梁山箔(りょうざんぱく)』


中国は北宋の時代、梁山の麓にあった大沼沢「梁山泊」。黄河の氾濫によってできた水路や島が入り組んだ地は盗賊の根城となり、以降中国全土から拳法家・武闘家たちが集まり『梁山泊馮翊拳』の体系化に至ったことはあまりにも有名である。そしてかの地で修行を積んで名声を得ることを『梁山箔』と言ったのだ。ちなみに日本で「梁山泊」とは有志の巣窟を意味する言葉としても使われるが、そこに泊まって帰ってきただけのように強者とつるんだだけで箔がついた気になっていることを「泊をつける」という---民明書房刊『続・世界拳法大全』より