人望民研究レポートWiki - 人望民語録・御萩(はんごろし、ほんごろし)

人望民語録・『御萩(はんごろし、ほんごろし)』

日本でお彼岸の供物として食される「おはぎ」だが、この食べ物に秘められた恐ろしい暗号を知るものは少ない。かの日本の秘境グンマーでは「はんごろし」あるいは「ほんごろし」と言われ、米を磨り潰すように亡き者にせよと隠者に出される恐怖の指令だったのだ。その昔かの地を訪れたものは、宿で「はんごろしにしますか?ほんごろしにしますか?」と尋ねられ、命辛々逃げ出すかそのまま行方知らずとなるかどちらかと言われた。その恐怖を知るものは今も銭湯『荻(おぎ)の湯』を『萩(はぎ)の湯』と誤読し、「ここは人を釜茹でにするのか」と取り乱すのである。---英学館刊『本当はこわい日本のお菓子』より



※NGT48の「おぎの ゆか」さんの苗字は「萩野」ではなく「荻野」と書きます。人の名前は正しく覚えましょうね。